とりあえず夫婦共に怪我も病気にも事故にも犯罪にも遭遇せず無事に帰って来れました。まぁクレジットカードのスキミングがあったかどうかは不明ではありますが… まぁ、こればっかりは何とも。
旅行先自体は楽しかったんですが、今回は総勢14名のツアー中私ら夫婦を除く12名が始終文句ばかり垂れていたので精神的に非常に疲弊をしましてのぅ… 私らより10以上年上の人達ばかりだったんですけどやれ「飯がイマイチ」だの「値段が高い」だの「サービスがどうの」と只管に文句ばかり。お前らツアー代金¥19800円で空港使用料込みのトータルで¥28800円のツアーで何を言ってるんだか。「買い物ばかりさせられる」ってのも込みで嫌ならそれ相応の値段を払ってそういう旅行を組めばいい。私らは値段からいけば食事は充分の量と質だったし買い物にしても嫌なら買わなければ良かっただけの事。確かにホテルが北京市の外れで立地条件はあんまり良くなかったけれどもその分、広いゲストルーム付のデラックスなものでお湯もトイレも大丈夫で、となったら多少の不満は言う気にはなれなかったんですが、どうも他の同行者らのように以前に中国を訪れていて中国を下に見ていた人達にとってはなんでもかんでもケチをつけまくらないと不安というか負けた気になるからか?と思うくらいに朝から晩までケチをつけ倒しているのは腹が立つより嫌気しかなくて…
そりゃまぁ私が子供の頃の北京の朝ったら人民服を着た人達がみっしりと自転車通勤をしてて、ってイメージがあったけれども数十階建ての高層建築が立ち並び、市内幹線道路が上下合わせて14車線みっしりと自動車で埋まっていて、市民の多くがスマートフォンを所持していて、着る物も綺麗っか清潔でカラフルで、というのは想像はしていたけれども実際にその中に身を置いてみると感慨深いものがありましたよ、私にも。でも、例えば私の箪笥やらの中身の服にせよ多くの製品が中国製になっていて久しい現状で、生産国であり且つ経済発展激しい当の中国でその恩恵っての?技術っての?がリターンされていない訳が無いワケで… 去年の原発事故があってからチョイとは減ってるけど中国からの観光客が大量に日本に着ているのも込みで、地方と経済の両方の格差はあるし政治的問題は色々とあるけど一旦そこは置いておいて、現実は現実として、って考えるべきではないのかなぁ… って私は思ってしまうんですけどね。
過去はあくまでも過去であって、当時優越感を満足出来たのがそうはならないからとケチつけしてる人間ってのはあまりにも情けないと言うか… 優劣どうこうってんじゃぁなくて、なんでこぅみっともない真似をしてるんだろうかと。たかがトータルで3万もしない海外旅行程度で、としか、私には思えてなりませなんだわ… 結局それって卑屈じゃん、それってどうなの? とか、ね…
(写真は朝8時、北京オリンピック会場『鳥の巣』傍の歩道橋からの風景)