何者でもなくただ”勝つ”為に全てを捧げて戦いに臨んだ人と、
ただ只管に食い扶持の為に全てを”勝つ”事、ただそれだけに臨んだ人と、
比べるのもまぁ、どうかと思う。結果として、全てを捧げ戦った人がまさに掴めた事と、勝つ為だけに臨んだ者が敗れたのは結果であって、余人がどうこう、というものでもなし。ただ、惜しむらくは、下賤下種なスポンサーやメディアの為にその戦いにだけ臨めるように出来なかった上層部が、憎い。あたら一人の人間の青春の全てを捧げた果てが不信というのはあまりにも悲しいのではなかろうか… しかし、今は余人として、
「お疲れ様、でした。」
ゆっくり、休んで下さい。