角膜手術後の経過検診にと訪れた岐阜赤十字病院。前回は11時45分の予約で12時半頃だったが… 今日は一応11時に着いての待ちは結果3時間近くになって… というのも、この熱さの所為もあってかただでさえ多い予約に加えてのたらい回しや飛び込みの老人どもが、我儘やり放題で…
「保険証? 持って来てない!」
自慢して言う事か…
「なんで半年分の薬をまとめて出さないの!」
そういうルールなんだからしょうがないだろ。
「こっちは別にここに来たくて来たんじゃないんだ!」
知らんがな… 紹介したトコに文句言えや…
全国トップの交通事故件数を誇る愛知県で総件数のウチ55%が64歳以上の老人が起こしたもの、とか、全国のJRでの駅員への暴行を最も犯しているのが60歳以上とか、まぁ、老人というのものは衰えてしまっている分、我慢も気位も見栄も何も無い、只管に、ただ只管に醜く卑しくなるものでもあるけれども… 眼の手術でなかったらのならばと思いつつもしかし私を助けてくれた病院に迷惑をかけるワケにもいかず… って我慢に体温が熱いんだか冷えてるんだかよく解らんくらいの怒りを抱いていたものの、やっとこさ来た私の番で入った診察室での先生のピキピキした空気に自分を恥じる。
そうだよなぁ… 金曜日は外来が終わった大体午後3時から手術を行う日なのに、あと一時間ちょっとなのにまだ待ってる患者は10数人いるワケで… まして、あの屑、廃棄物の類を何人も診るのも相当に大変であったろうに、それを思えばまぁ当事者ではなく他人事だしなぁ… しかし、あぁはなりくたくないなぁ… と思う。人としての礼儀や配慮を捨て去っての亡者にならず、意志ある限り貴くありたい、と改めて思った金曜日の午後。
術後の患部については問題無し、薬も1つ減っての次は3週間後、経過は順調なればこそ、まずは油断をせず、頭に血を昇らせる事もなく、平静にありたいの、だが…