今日は会社を定時退社での国際クリニックでの検診だったんだけど、ふと先生が
「先日ご紹介した病院の方はどんな印象を持たれましたか?」
と尋ねられたので正直に
「とても綺麗な建物でしたしスタッフの方々も勤勉でした。特にタチの悪い老人の患者さんらが多かったのにもかかわらず、キチンと対応なされていたのは本当に大変で、頭が下がりますね。」
と、正直に思った事を答えたら、先生、ちょっと引く。
「え~…っと、そのぉ… 」
「あ、去年から色々病院に通っているんで本当に悪質な患者とか目にしているんで、医療に関わる人には本当に感謝と尊敬してるんですよ。」
と答えても、どこか引いたままで、まぁこの時期はどうしても患者さんも増えますし…とか露骨に話題ズラシをしてきたので無理に主張はしなかったものの…
来院4回目ではまだ信用されんのかなぁ…
と、思った帰り道。
去年の眼のトラブルから色々な病院に行って通ってきたけれど、どうも医療に関わる人達って「患者」って存在はあくまで「患者」であって「人間」とは思ってないんじゃぁないのかな?って印象があって。昔付き合ってた彼女に、今ではどうか知らないけれど当時”そういう店"ではお客の事を「諭吉」か「一本、二本」って単位で呼んでいるって教えてもらったんだけど、なんかそれに近いような… 大きな病院になればなる程、対応する患者が増えれば増える程、いちいち「個人」として対応は出来ないワケだし、そもそも病気に限らず他人事である以上は関わり方ってのかな? 距離感ってのは、患者側がトラブルを持って来ているんだし。余程コミニュケーションを重ねない限りは… ”裏を返す”って言葉もあるけれど… 馴染みにならない限りは、ってのも、別に病院に限った話でもなく。まして、院内での医師や看護師などに対する暴力事件、医療行為に対する訴訟なども珍しくなくなった昨今、用心をされるのも仕方ないんだろうね、と改めて思った火曜日の夕暮れ。
素人と違って芸人さんの二人羽織はちゃんと笑いをとるようにしているんだけども… 患者の症状はあくまでも患者のものであって医師のものじゃぁない。経験と実績、過去データによる統計的な推測から対処しているに過ぎないんだから、患者側は基本、医療関係者には真摯に、正直であるべきだと思うんですけどね… 流石に明らかな侮辱や医療行為の拒否やら、医療側のやらかしもあるから一概には言えませんけど「他は他。己は己。」ってのがコミュニケーションの大前提ではないんですかね… っとぉ。